切手を相続する?そもそも相続の対象になるの?
実家の遺品整理をしていたら大量の切手シートが出てきた!…なんてことはありませんか?かつて切手収集ブームが起こり、切手シートを買うために郵便局に朝から並んだ…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。ただ、それらの切手シートは相続の対象になるものなのでしょうか?

切手収集ブーム

土地や建物は不動産であるのに対し、切手は「動産」という扱いになります。そして、動産も相続対象となります。その際、切手の価値については相続発生時の時価相場となります。しかしながら、ほとんどの場合切手は額面以上の価値は付きません。例え買取専門店で現金化をするにしても額面割れをすることが殆どです。そうなると、普通に使うのが一番、ということになります。ただし、アルバムなどに大量に収集された切手シートをお持ちの場合、買取専門店へ売却し現金化する方が場所も取らずに身も心もスッキリするのでお勧めです。もし残しておくにしても、実際に自分が使う分量や、気に入った図柄の分だけを手元に残し、残りは現金化する、といった整理方法もあります。

相続税と贈与税

さて、相続という点において「相続税」や「贈与税」といった税金関係の話は切っても切れません。基本的には預貯金や不動産が相続財産のメインであり、貴金属や宝石などの動産は+αという立ち位置であると考えていいでしょう。 相続税には非課税枠である「基礎控除額」が法定されています。計算式は以下の通りです。 3,000万円+(法定相続人の数)×600万円=相続税の基礎控除額 この相続税の基礎控除額を相続財産が超えている場合は生前贈与した方がいいと言えるでしょう。ただ、年間で非課税となる贈与額は一人110万円までと法定されています。これを超えると贈与税が発生します。また、相続発生時から3年以内の贈与分は相続財産に含まれます。贈与の方法としては、ただ単に子供名義の通帳に入金すればいいのではなく、子どもと贈与契約を結んだ上で子供が日常使用する口座へ送金する形をとるのがベストかと思います。

資産価値のある切手

左が「月に雁」、右が見返り美人
切手収集ブームの中で特に人気だったのが「月に雁」と「見返り美人」です。これらは額面ではそれぞれ8円と5円ですが、現在は額面以上の価値がつきます。また、これらは元々5枚シートであったため、シートで保管しているとより高値がつきます。場合によっては消印がついている状態であっても値がつきます。しかし、これらもかなりの年代物であり、保存状態が金額を左右すると言えるでしょう。切手が切れかかっていたり、丸まっていたりすると復元できない為、価値が下がります。

現金化なら信頼できる買取専門店へ

保存価値のある切手は非常に限られており、ほとんどの切手が実用的な切手であると言えます。それ故、実際に使用するのが一番なのですが、実生活において切手を使用する頻度がどれくらいあるのかは人によりけりです。中には1年で1度も使わなかった、という方もいるかもしれません。その場合は買取専門店で現金化されることをお勧めします。